ハイフ

エステハイフで美顔に

 頬のたるみやしわ、二重あごなど、顔の変化に悩んでいる女性は少なくありません。ハイフ(HIFU)は超音波の熱エネルギーにより、肌のより深いところへアプローチする施術です。たるみなどの顔の悩みに効果的な施術として、名前を聞いたことのある人もいるでしょう。

 しかし、よく知らない施術には、不安や疑問がつきものです。

 当サロンでは、エステハイフを行っています。医療ハイフと異なり、痛みが少なくお手頃に施術を受けることができます。ここでハイフの仕組みから期待できる効果、持続期間までわかりやすく解説します。

 当店ではハイフの研修を定期的に行っており、店舗スタッフの質の高い技術を提供しております。

< ハイフ(HIFU)とは? >

 ハイフ(HIFU)とは、高密度の超音波エネルギーをSMAS筋膜へピンポイントに照射し、たるみの引き締め効果が期待できる施術です。

 当店が使用している機械はメーカー側で医学顧問を迎え日本人エンジニアの高い安全基準をクリアしたマシン(蓄熱式超音波)を使用しております。

 ハイフは超音波によって施術するため、メスを使う外科手術のように肌を直接傷つけることはありません。顔のリフトアップ・フェイスリフトにアプローチできる新たな方法として、多くの女性から人気を集めています。

1. たるみの原因とハイフの仕組み

 肌は、外側から表皮・真皮・皮下組織・SMAS筋膜・表情筋と、何層にも分かれています。さまざまにある層の中でも、肌の奥にあるSMAS筋膜がゆるむことによって、皮膚のたるみは生じると考えられています。

SMAS筋膜とは?

 SMAS筋膜とは、表在性筋膜と呼ばれる部位で、表皮上部から約4.5mmの深さにある層です。SMAS筋膜が衰えると、肌の土台を支えることができず、肌表面のしわやたるみにつながります。

 とはいえ、SMAS筋膜は比較的に深い層にあるため、普段のお手入れではなかなかケアすることができません。

 その点、ハイフから発生される超音波は、SMAS筋膜へピンポイントにアプローチすることが可能です。肌の土台から引き締めることで、肌の表面に現れるしわやたるみを目立たなくし、顔全体がリフトアップしたかのような印象を与えることができます。

2. ハイフとほかの施術との違い

 ハイフとほかの施術には、働きかける肌層の深さに大きな違いがあります。

 一般的なたるみ治療に使われる機器は、表皮層や真皮層、深くても皮下組織(脂肪層)までが主なターゲットです。真皮や皮下組織を収縮させることで、肌を引き締めることを狙いとしています。

 しかし、ハイフは表皮や真皮、皮下組織よりもさらに深いSMAS筋膜へアプローチできる施術です。筋肉に近いSMAS筋膜層まで作用することにより、肌を引き締めるとともに引き上げる効果が期待できます。

 このように、肌の深層までアプローチできる点が、ハイフとほかの施術との違いです。

< ハイフで期待できる効果 >

 超音波のエネルギーを肌の深い部分まで届けられるハイフには、引き締めや引き上げ以外にも、さまざまな効果が期待できます。ハイフで期待できる効果は、以下の通りです。

ハイフで期待できる効果

・しわやたるみ、ほうれい線を目立たなくする
・二重あごなどのたるみを和らげる
・肌の弾力をアップさせる
・コラーゲンの働きをサポートする

 このように、肌やフェイスラインに対する効果だけでなく、組織内のコラーゲンにも働きかける効果がハイフにあります。ハイフを使った施術を受ければ、さまざまな美容の悩みが解消へ近づくでしょう。

1. ハイフによる効果の持続期間

 ハイフの施術直後から必ず効果が現れるわけではありません。施術後すぐに効果を感じられる人もいます。当サロンのエステハイフは2週間に1度のペースで受けるのが効果的です。

 ただし、効果の発現性や持続性には個人差があるため、スタッフと肌の状態を相談しつつ、施術のスケジュールを決めるとよいでしょう。

< ハイフに関するよくある質問 >

 ハイフに興味は持っていても、痛みやリスクがあるのか気になり、施術に踏み切れない人もいるでしょう。ここからは、痛みやダウンタイムなど、ハイフに関してよくある質問にQ & Aの内容を確認してみてください。

Q1. ハイフの施術時は痛みがある?

A. ハイフは超音波による熱エネルギーを照射するため、熱くなる感覚や違和感、痛みを感じる場合があります。

 基本的には施術を受ける人が痛みを感じないように、弱いパワーで出力を調節するため、過度な不安を抱く必要はありません。また、ハイフの施術時間は15〜30分程度であり、比較的短時間で完了します。

 痛みに敏感な人は施術前にスタッフにお伝えください。相談して施術を行います。

Q2. ハイフのダウンタイムはどれくらい?

A. ハイフはメスなど外科手術を伴わない施術であるため、ダウンタイムがほとんどありません。

 ダウンタイムとは、施術後に肌が元の状態に戻るまでの時間を指します。美容医療の中には数週間や数ヶ月のダウンタイムを要する施術もありますが、ハイフは施術後に洗顔・メイクをして帰宅できるケースがほとんどです。

Q3. ハイフには副作用がある?

A. 超音波による熱エネルギーの照射により、半日程度肌にほてり感が残ったり、施術後の肌に赤みが出たりする場合があります。いずれも数日程度で解消される症状です。

 ハイフの施術を受けたあとの肌は水分が不足しており、非常に乾燥しやすい状態です。乾燥から肌を守るために、いつもより入念に保湿してください。なお、下記に該当する方はハイフの施術を実施できない可能性があります。あらかじめ注意しておきましょう。

ハイフの施術を受けられない人

・妊娠中の方
・授乳中の人
・重度の心臓疾患を持っている人
・過度の日焼けやケロイドなど、肌の状態に問題がある方
・ヘルペスや皮膚炎のある方

 上記以外でも不安がある場合には、受付時のカウンセリング、スタッフとの相談のうえ、施術を受けるようにしましょう。

Q4. 医療機関とエステのハイフは一緒?

A. 超音波の熱エネルギーの強さが異なります。エステハイフは医療ハイフと異なり、強くなく痛みもそれほど感じません。

 当エステハイフは医療ハイフより弱い照射を行います。そのため、持続期間も異なります。痛みに敏感な人は施術前にスタッフにお伝えください。相談して施術を行います。